2008-02-01から1ヶ月間の記事一覧

恋情

あでやかに 一人立ち 光に 心を透し あなたに向かい 開かれるのは 波打つ 恋情

引き出し

今の自分は過去の自分が選んできた結果。 脈々と続く時間の中で選ばれてきたもの。 誰のせいでもない自分の選択の結果。 時は止まることなく流れるから、 その時そのときの心のあり方を素直に見つめて表していく。 個々それぞれが絵だったり写真や文章で。 …

願い

ひとつだけ 願いを叶えてもらえるならば 忘れることのない想いを ずっと持ち続けられますように ひそやかに 隠れても 心の奥で光っていますように 朝と夜がいくつ入れ替わっても 季節がいくつめくられて行っても わたしの中で生き続けますように 決して消え…

先代ねこ

そのネコはもう7歳で、外に行っては顔にキズをつけて帰ってくるような気の強いオスだった。顔にキズをつけるのは強い証拠、弱い仔は後ろを向いて逃げる時に下半身にキズを受ける。鼻の横を3センチほどざくりと切って帰ってきた事もあった。 そんな気の強い…

小さい頃わたしの指定席は父の胡坐の中だった。 絵本を読んでもらったり、テレビを一緒に見たり。 寝るときは父の創ったお伽話を毎晩聞きながら寝ていた。 わたしは二つも三つも向こうの学区の小学校へ通っていた。 だから近所にはクラスメイトがいなかった…

あのね

僕と姉ちゃんは5歳違い。 僕は茶色っぽいけど、姉ちゃんは白黒のモノトーン。 僕は「ワォーン」って言うけど、 姉ちゃんは「んにゃっ」って言うんだ。 僕はお外が好きだけど、 姉ちゃんはベッドが好きみたい。 僕はめったにお腹は見せないけど、 姉ちゃんは…

詩 うた

星が欲しいというあなたのために 青い夜の空に登ろう 溢れる想いをさっと刷毛ではいたら 青い雲が流れるよ 桜色の真珠が欲しいというあなたのために 白い波の中をくぐろう 透き通った想いがキラキラ光った 白い貝殻をみつけてあげる 指先からまっすぐに 想う…

えん

縁 の不思議 宴 を持ち寄り 艶 に染まる 炎 天を紅く塗り 遠 えんの果てへ

言葉

言葉はね ただ一点に向かって投げかけるから光るんだよ

ここにいます

昔も今も変わらないと思う事。 “わたしはここにいます”というフレーズ。 両手を広げてここにいます、うーん 演歌で言ったら港? 「それってどうゆう事?」と聞いてくれる人は大事に包み込んで話します。 ここから飛んで行く人は黙って見送ります。 帰って来…

しるし

自分を締め付けるものはいらない 他人を決め付ける人もいらない 朝陽と夕陽を選べないように それはそこにあるから 希望だから 美しいもの 川の水と海の水を選べないように それは止まらないから 飲み込んでくれるから 大きいもの 風と一緒に 光と一緒に 形…

残るもの

最初にスキと思ったら 最後までスキが残る 想い出は流れてしまっても 光る玉のようなスキ

人は人と手をつなぐように創られていると思う。

永劫の果てに

-永劫の果てに- 幾億光年だか ひかりが ひかりをつなぎ いのちが いのちをかさね 形や音、色や香りを 紡いだ 一方で 風が 吹き つのり 海は 逆巻き 眼(げん) 耳(にー) 鼻(びー) 舌(ぜっ) 身(しん) 意(にー)を 用意された 思うに自らという所の無いところで …

春の夜

満たされた者の 淋しさ 満たされぬ者の 寂しさ 幸せな者の さみしさ 春の夜は まだ少し満ちたりない人の さみしさ

昔その②

コトリ 控えめな 今朝の訪れ 真っ白な封筒が ポストに落ちた そンな朝の足音 期待をしない約束 食べかけのクッキー 新しい一日の始まり 決別の後の静けさは 自分自身を取り戻す 余裕を与えてくれる ベットの中で移ろいながら 心の中の想い出が崩れた音を聞い…

昔その①

春のけだるい朝に溺れて目覚めた時は ひっそりと周囲は沈み込んで コーヒーの湯気さえたたずに 毛布にくるまって目を閉じれば なつかしい想い出が横切る 枕もとのタバコに手を伸ばせば 煙は恋しい人の顔に似て 指を焦がすほど 私は私の あなたはあなたの 暮…

流れのままに

きっと今が私のターニングポイントなんだろうな。 書く楽しさを再び取り戻して、 書いて 読み返して 考えて また書く。 病院のストレッチャーの上の弟を見て、 あぁ 血が通わないってこうゆう事なんだって実感した日。 田舎のお墓の石室の中に無造作にばら撒…

きりきりと

きりきりと 真綿で首を絞めるように かたく結んだ紅い糸を そっと そっと ほぐしてあげましょう きりきりと 痛む胸の想いは ほほえみでしか 元には戻らない ぱらりと離れた糸が 手元に色を残し 想う心の残り火が見える きりきりと きりきりと 結んだはずなの…

ときを刻む

降り積もる雪の中に ときを刻もう これまでの わたしの歩いた道と これからの 二人の歩く道を 一瞬に消える雪の中に ときを刻もう はるか昔からの祈りと 見える明日を 溶けて流れる白の中に ときを刻もう 紅く燃える愛しさと 羽毛のように慈しむ心を あなた…

詩集

学生の頃 友人と一緒に詩集を作ったのを思い出した。 コピーという手もあったけど、わざわざガリ版刷り で藁半紙に刷ってもらった。 原紙に鉄筆でカリカリと原稿を書いて、 印刷してもらい、 色画用紙の表紙をつけて束ねて、 ちっちゃい 薄っぺらな 詩集がで…

気付き

あぁ そうなんだ わたしは 大地に足をつけている事を 風と 陽射しと 雨の中に立つ事を 選んだんだね 流れを追っても 水際に立っても 仲間と一緒にここを踏みしめて 伝えていく事を 選んだんだよ

熱情

絶えることなく ゆれて 返す 白波の 頭(かしら)を渡って とどけ 熱情

症状

凹んだ時の症状 寝られない やけ食い または 食べられない ストレス性の不整脈が起こる うっ と思った瞬間に泣いてる ひたすら歩きたくなる 今は これらの症状がないので凹んでない と思われます。 ホント? 駅で違う階段を下りて、来た電車に乗ってしまった…

どっち

理性と感情って? ありのままで生きるなら・・・ ホントのわたしはどっちだろ?

生きるって

いま ここにいる事。