詩集

学生の頃 友人と一緒に詩集を作ったのを思い出した。

コピーという手もあったけど、わざわざガリ版刷り で藁半紙に刷ってもらった。

原紙に鉄筆でカリカリと原稿を書いて、

印刷してもらい、

色画用紙の表紙をつけて束ねて、

ちっちゃい 薄っぺらな 詩集ができた。


クラスの友達に配って歩いた。

感想は『お前達らしいな・・・』だった。


今も押入れの奥の方にあるはずだけど、

何を書いていたのか思い出せないな。


あの頃の“らしい”と 今の“らしい” 変わっているんだろうか?