諸行無常

いつもの年よりずいぶんと遅く銀杏の葉が色づきはじめた。

もう11月も終わりに近づいたというのに。

 

一晩中祈ったあの日も、影を追って川の流れを眺めた日も今は昔。

 

「一緒に暮らそう」も

「こちらに来い」も

「愛している」も

みんな口からでまかせね

あなたにとって暇つぶしの相手なら

もう少し上手い嘘をついたら良かったのに

 

オオカミ少年は最後には誰にも相手にされなかったね

 

あなたと穏やかな時間を過ごしたかった

 

 

f:id:leka:20251122110108j:image

 

 

忘れない

誕生日もクリスマスもお正月も

その時その時で「どうしてるかな」「元気にしてるかな」って思ってた

 

雨の日は雨降りの箱根を思い出すし

落ち葉の季節には苔の上に散った紅葉の紅を思い出す

 

忘れない

 

 

遠く

どんな想いで生きて来たのか

 

どこで自分を立て直したのか

 

もちろんキミは知らない

 

「身体に気をつけて」って

 

私の心はギリギリで

 

ふとした事で涙が溢れるなんて

 

キミは知らない

 

私の知らないキミと

 

キミの知らない私

 

離れていた時間は戻らないよ

 

 

大事に生きる

きみと離れてから、いつも不機嫌。

もう楽しいことなど起こらないから、仏頂面。

あとは寿命が尽きるまで。

それで良いと思ってた。

 

一人でカレンダーをめくりながらやり過ごした10度目の誕生日にLINEが届いた

 

「遅くなりました 誕生日おめでとう」

 

大事に生きよう。