あんな風に別れなくても良かったのにと
最近つくづく思う
だってほらこんなに月日が経っても
昨日の続きみたいに話せるじゃない
なんのわだかまりもなく
あるのはお互いへの気遣い
あなたが亡くなった事を知りました
ですから今日は書き出しに「あなたお元気ですか」とは書けません
あれから長い時間が経ちました
今でもお慕いしていますなんて言えば少しは可愛げのある女でいられるのに
愛しいという感情も悲しみも寂しさも川に流してしまいました
それでも毎年この時期にあるはずのあなたからの着信が去年はありませんでした
待っていたのですよ
今年はどうかしら?
もう 電話は来ないのですね
寂しかったですか?
そばに来てほしかったですか?
心からの言葉を待っていました
さよなら
たくさんの約束
さよなら
泣きながら歩いた日々
さよなら
電車に飛び込もうとしたあの日
さよなら
長いお別れです
さよなら
あなたに向かって飛ばします
ps
次に来世で会う時は新幹線の中を走ってきて下さい