諸行無常

いつもの年よりずいぶんと遅く銀杏の葉が色づきはじめた。

もう11月も終わりに近づいたというのに。

 

一晩中祈ったあの日も、影を追って川の流れを眺めた日も今は昔。

 

「一緒に暮らそう」も

「こちらに来い」も

「愛している」も

みんな口からでまかせね

あなたにとって暇つぶしの相手なら

もう少し上手い嘘をついたら良かったのに

 

オオカミ少年は最後には誰にも相手にされなかったね

 

あなたと穏やかな時間を過ごしたかった

 

 

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長すぎた時間

間が悪い 

いつもそう

返信がとんちんかん

仕方ないよね

長い時間が過ぎたから

今の暮らし方なんて知らない

 

「身体に気をつけて」

 

思い出だけで過ごして来た私のメンタルは気にならないの?

 

生きてるの辛かったんだよ

 

今も辛いよ

 

 

 

忘れない

誕生日もクリスマスもお正月も

その時その時で「どうしてるかな」「元気にしてるかな」って思ってた

 

雨の日は雨降りの箱根を思い出すし

落ち葉の季節には苔の上に散った紅葉の紅を思い出す

 

忘れない

 

 

遠く

どんな想いで生きて来たのか

 

どこで自分を立て直したのか

 

もちろんキミは知らない

 

「身体に気をつけて」って

 

私の心はギリギリで

 

ふとした事で涙が溢れるなんて

 

キミは知らない

 

私の知らないキミと

 

キミの知らない私

 

離れていた時間は戻らないよ