わたしの色は紅色

本屋さんに行きたい

久しぶりに 本当に何年かぶりに 本屋さんに行きたいと思った もう 何年も本を読んでいない 美容院で雑誌を手に取るくらい 本が読めなくなって 本を手に取れなくなって 私は折れていた

まだ本は読めない

ひとつ またひとつ 小さな前進でも もうひとつ 自分を取り戻して来たけれど 新聞の書評欄を眺めて読んでみたいなと思うようになっては来たけれど 今はそこまで まだ 本は読めない

I Love You を訳すと

夏目漱石は「月が綺麗ですね」と訳したそうですね。とろりとした初秋の瀬戸内海を望む丘で「ここで育った者が悪い奴のはずがない」と言った人も、霧でなにも見えない芦ノ湖を指差して「この景色を見せたかった」と言った人も今は昔。「一緒に暮らそう」と言…

初秋

「一緒に暮らそう」うれしい言葉を聞いたのは、こんな秋の日でした。天にも昇る気持ちとは、きっとあんな心境を言うのでしょうね。 これは萩の花?お隣に見えている赤いのは、千日紅です。

失くし物

大切にしていた名刺を、失くしてしまいました。混雑するターミナル駅で、電子マネーカードにチャージしようとした時。きっとあの時に落としてしまったのでしょう。ずっとカードケースに入れて持っていたのに。地面に落ちて、沢山の靴に踏まれてしまったのか…

花でありたい

紛うこと無き 貴女が花。

記憶

あなたはわたしの何を憶えていてくれるでしょう?

願ったのは小さな灯りが燈る海辺の家 「 ただいま 」と「 おかえりっ♪ 」がすり切れるほど続く日々 あなたに贈ったありったけの想いをわたしはぎゅっと抱きしめますあなたに贈ったありったけの想いに嘘はこれっぽっちもありませんでした

肩越しの恋人

あなたが持たせてくれた本を読み終わりました。 活字が小さいので、眼鏡をかけて読みました。 きっと、あなたも眼鏡をかけて読んだのですね。 眼鏡をかけている時のあなたも、かけていない時のあなたもどちらも好きですが、 かけていない時の方が、近くにい…

類は友を呼ぶ

『 かろ かっ く い い けれ♪ 』 これでニヤリとした人はわたしと同類です。 人生で一番感激したラブレターです♪

FOR YOU

キミに贈ったありったけの想いを わたしは今手のひらに取り戻しました これからも わたしは私の言葉で わたしは私の色を 書いていきます キミに贈ったありったけの想いに 嘘はこれっぽっちもありませんでした

シルエット

次々と打ち上げられる花火が 窓を背にしたシルエットを切り出していく ポニーテールを解いたキミは まつげに涙をためてうつむいたまま 光の粒が白い肩から腰へ やさしい曲線に沿って降り注ぐ 古い木の窓枠はさながら額縁となり 一瞬のキミを閉じ込めた アン…

半夏生

負担に思う恋ならしない 切ないと泣く恋ならしない 心の隙間を埋める恋ならしない 振り回される恋ならしない 流される恋ならしない 私がわたしでなくなる恋なぞしない だから 今が幸せ 心のままに あなたを愛した 一夜の夢 半夏生(半化粧とも呼ばれる)

Ones

デジタル化された音源は 擦り切れることなく 何度も何度も歌ってくれる 間違うことなく 同じフレーズを歌ってくれる 耳元で Love is ・・・ もう一度 Love is ・・・ もう一度 Once ・・・ The Platters - Love is a many splendored thing

それは もう なのか まだ なのか そこは 嵐なのか 凪なのか 知る良しもないけれど 空と海が溶け合う あの場所で生きたかった 空と海が出会う あの場所で逝きたかった

手当て

痛いところに手を当てて 目を閉じて わたしを思って 言いたい事が言い合えて 言わなくてもわかってる ちゃんと伝わってるよ ちゃんと伝わったよね 約束して 頑張り過ぎないって 投げキッスは空を飛ぶから あなたの手に重なるように いつも送るわ 大好きって …

LOVE SEED

みどり色の風船がゆれてます 恋し恋しとゆれてます 忘れないでkissの仕方 忘れないでわたしの指 忘れないわあなたの匂い 2009.09.03記

記憶

立ち寄ったカフェ 一歩中に入ったとたん あの匂いに包まれた いるはずないのに こんな場所にいるわけないのに 探しちゃった… あなたの匂いは 一瞬にして 時間ごとわたしを引き戻します 2009.07.22記

手向け

手のひらに何を乗せましょう 紅いリボンにしましょか 黄色の春にしましょか それとも羊のような白い雲にしますか 心ばかりの贈り物です 氷細工の雫にしましょか 凍える吐息にしましょか それとも刃のような言葉にしますか 受け取ってくださいね やさしい雨の…

花筏

花は桜 散り行く先も 溶けゆく様も あなた次第

記憶

改札口からまっすぐに 私に向かって歩いてきた あなたの姿 忘れないわ

春花

季節が巡って また春が来る 一人で泣いた去年の春 来年はどうしているだろうと 空を見上げて歩いた また春が来た 今年も花は無心に咲いて 語りかけてくれる 優しくね やさしくよ 心に刺さった棘は 優しさで溶かして 流してしまいなさい また春がやって来る …

それぞれの春

卒業だったり、旅立ちだったり。 それぞれの春が始まっています。 みんな胸に希望と不安を抱えているに決まってる。 平気な人なんかいないよね。 降り続いた、冷たい雨もあがりました。 この週末に一気に桜が咲きそうです。 ついつい眠くなってしまうけど、…

春雪

春に見る雪は 少し温かくて 心を和ませる 一つ一つは小さな花なれど 連なれば 豪奢な滝となり 散る花びらは 足元を春で埋め尽くす

いつか

『いつか』のために、身軽になっておこうと思う。 洋服は、年末にずいぶん処分した。 集めていた小物類も、少しずつ整理しよう。 人生も半分を過ぎたら、趣味で集めているものを整理していかなくちゃいけないらしい。 小銭とか、切手とか、人によっていろい…

記録媒体

カセットテープ・CD・MDと来て、今はこれ。 USB接続のフラッシュメモリー。 電気屋さんの広告で目にして、見に行ってみた。 4GIGAってどれくらいなんだろう? 取っておきたいものをCDに入れてたけれど、問題がひとつ。 このCDをどこに置いて…

もてる男

もてる男の十か条が落語「いもりの黒焼」に出てくる。 〈一見栄(いちみえ)、二(に)男(おとこ)、三金(さんかね)、四芸(しげい)、五精(ごせい)、六おぼこ、七ゼリフ、八(や)力(ぢから)、九(きゅう)肝(きも)、十(と)評(ひょう)判(ばん)〉。 このうちひとつでも…

白い煙

ベランダのサッシを、開け放していても寒くない。 3月下旬の陽気と、天気予報で言っている。 それならと、長い散歩へ行って来た。 「この近くにペット霊園があるそうですけど、どこですか?」 畑の間を歩いていたら、途中で道を尋ねられた。 道を聞いた男性…

書写の里 美術工芸館

書写の里・美術工芸館 藍染の展示会に、連れて行ってくれた。 写真は撮れなかったけど、手の込んだ染物が展示されていた。 どれも豊かさとか、実りとか、長寿などが描かれてた。 ハレの日に贈った夜具。 注文をした人の気持ちが、偲ばれる。 玄関の外には、…

BABY-COCO

女の子バージョンは、携帯につけていつも私と一緒。 男の子バージョンは、あなたの家でいつもあなたと一緒。 毎日「行って来ます」と「ただいま」って話しかけて下さい。