高校生くらいまで、

話の輪の中で私の言った言葉に「・・・・。」となる事が良くあった。

誰かの悪口だったり、その場を否定するような事じゃないのに返事が返ってこなかった。

今で言えば“すべった”かな(笑)。

突拍子もないように聞こえたんだろうな。


専門学校に進んで、まわりは私よりもっともっと突拍子もないやつばっかりになった。

美術系だから、みんなそれぞれに尖がっていた。

その尖がりをもっともっと尖らせるために、勉強に来てたんだもんね。

背景も年齢もいろいろな人たちがいた。

男女の区別なくみんなで遊んだ。

授業を抜け出して、近くの公園で鬼ごっこや隠れんぼ。

日が暮れるまで笑い転げた。

あの頃の時間がわたしを作ってる。


こっちがダメだったら 反対側から見てみる。

形が気に入らなかったら 一度分解して組み立てなおす。

光を当てる部分を変えてみる。



今も惹かれるのは 色 彩 いろ。