茨木のり子

私のお気に入りをライフログにアップしてみました

彼女はこう言っています

『自分の感受性くらい自分で守れ ばかものよ』

あぁそうでした ごめんなさいと思いました


時々頭にもやがかかったような時に読み返します

好きと嫌いと自分の感覚で選り分けて歩いてきた路

そんな自分を好きでいたい

自分が自分を好きでなければ

どうして相手に愛して欲しいなどと言えるでしょうか・・・


ただし感受性・感性・感覚と 感情とは違います

感情だけに走ってはいけないと思うのです

そこに一滴 “理性” も加えて掻き混ぜてから走りましょう←私の事です(^^;


これから先も“好き”の点を辿って行けば

振り返った時に見える路は きっと自分選んだ後悔のない路になっているはず

路は自分の前には見えなくて 自分の後ろに見えるもの らしいです(ききかじり)
私の一番好きな言葉をご紹介しますね

あるお寺の和尚様のお言葉です




 
-永劫の果てに-



幾億光年だか

ひかりが ひかりをつなぎ

いのちが いのちをかさね

形や音、色や香りを

紡いだ



一方で

風が 吹き つのり

海は 逆巻き

眼(げん) 耳(にー) 鼻(びー) 舌(ぜっ) 身(しん) 意(にー)を

用意された



思うに自らという所の無いところで

己と格闘していたのだ

「何処から 何処へ」という

自意識が失われて

心は はじめて

創られたがまま

素直に

観(み)つめ、聴き、味わうことができた



光は瑞々しく深部に達し

生きることより 活かすことを

認められることより

認めることを 促した



数億光年の神々の作用(はたらき)を

こころは

一瞬にして 読み取るように

創られていたのだ



万劫の世界よ

澄み渡った ものもの達よ

これまで知らなかった。

あなた達の存在を

無言で

秘やかに 支えてくれたことを



今 言おう

口落とさず 静かに

「ありがとう」と。

どうぞ 感謝を受け取ってください。
 




私はこれを読んだ後しばらく何も書けませんでした。

この「ありがとう」以上の言葉を私は知りません。