初恋は中学1年生の時。 男子バレー部のキャプテンでした。
友達とキャーキャー言いながら校舎の中を追いかけてました(何故か大勢で追いかけてた)。
先輩達はとっても頼もしく大人びて見え、雲の上の存在でした。
3年生の教室は3階にあり、下級生は怖くて行けませんでしたから。
ぼーっ見とれていてボールが頭に当たったのも一度や二度ではなかったかも。
ようやく部活動に慣れた頃には夏休みになってしまい、秋になると3年生は受験のために引退してしまいました。
コートがやけに広く感じられました。
時々後輩の指導に顔を出すことはあっても、男子と女子は完全に分かれていたので話す事もありませんでした。
春 卒業式の日友達の手には学生服の第二ボタンがありました。
わたしは言い出せなくて、見かねた友達がもらってきてくれたっけ。
小箱に大事にしまってあったけど、どこにいっただろ。
それ以降は見かける事もなく、あっけなくわたしの初恋は幕を閉じました。
初恋は実らない方がいいとか言いますね。