今が幸せと思える事が嬉しい。
自分の空腹とかまわりの季節とか、それ以上に足元の花になんか気付かない時があった。
目は開いていても何も映していない時があった。
耳に入る音はただの音でしかなく、右から左へ通り抜けて行ってた。
少しずつ 少しずつ 薄紙を剥すようにいらないものを流して、ようやく今の形まで戻れたかな。
まだかさぶただったり、ちょっとしたことで傷がうずいたりするけど、それは成長痛だと受け容れよう。
転んでも立ち止まっても歩いていこうと思う自分を肯定してあげたい。
自分で決めたことだもの。
今はちゃんとお腹もすくし、食べればすぐに眠くなる（単純な幸せ）。
綺麗だなぁと花が目に止まる。
自分がゆるゆると解放されていくのがわかる。
泣いて笑って怒って拗ねて、素直に底まで見せられる。
それは 何も損得勘定がないから。
両手を広げて受け止められる。
それは何があっても信じると言い切れるから。
人と人の付き合いってそういうもんでしょ？
楽しい事も嬉しい事もいやな事も伝えてそれで楽になれる。
いらないものを流してしまえば、人間シンプルに生きられる。
好きなものをスキ・・・と。
